マッチングアプリで拾った彼女と、アブノーマルな嗜好が同期した夜——ホテルの大画面で再生された私たちの性癖

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スマホの画面と、壁に映る影——いまから始まる

ホテルのベッドに腰を沈めたまま、彼女がスマホを操作している。

薄暗い部屋の中、彼女の指先が画面を滑る。

「…ねえ、これ、見せたいのがあるんだけど」

 

「うちのアカウント、PCでもスマホでも同期してるから、すぐ映せるの」

 

彼女はそう言って、部屋備え付けの大画面テレビに向かって小さな機器を指さした。

次の瞬間、壁一面に映し出されたのは、黒革の拘束具と、剥き出しの肌。

——3時間前。秋葉原の改札前に戻る。

マニア専用出会い「DESIRE」

マッチングアプリで見つけた、二重のプロフィール

俺は29歳。IT系のインフラエンジニアで、普段から(PCもスマホも使えるアブノーマルサイトの同期機能)を利用して、特殊性癖のコンテンツを管理している。

通勤時はスマホでサクッと閲覧履歴をチェックし、在宅時はPCの大画面でじっくりと。ブックマークも視聴位置もクラウドで同期されるから、デバイスを選ばず利用できる。

マッチングアプリを始めたのは、正直、エロ目的だ。彼女が欲しかったのか、身体が欲しかったのか、もう区別がつかない。

10月の金曜日。マッチングサイトで彼女を見つけた。

プロフィール写真は、オフィスの受付で撮ったような顔写真。28歳。広告代理店の営業。名前は美月。

自己紹介文に「映画と旅行が好き」って書いてある女は大体嘘つきだと思ってた。でも、彼女の写真の背景に写り込んでいたのが、俺も知っているサイトのロゴだった。

スマホの画面を拡大して確認した。

間違いない。あのPCもスマホも使えるアブノーマルサイトの、ステッカー。

SM変態LOVERS-コミュニティー

初メッセージから返信が来た瞬間

「いきなりで申し訳ないですが、スマホのホーム画面、覗き見しちゃいました」

そう送ったのが、10月13日の21時47分。

返信が来たのは22時15分。

「…気づいてた?同期機能、便利だけど、履歴が残るの、恥ずかしい」

 

その一文で、全てが変わった。

メッセージのやり取りは加速した。普段は三日に一度のペースでやり取りするタイプなのに、あの夜は朝まで続いた。

彼女も同じサイトを利用していて、お気に入りの動画をスマホとPCで同期させて管理しているらしい。

「通勤中に見始めて、帰宅後にPCで続きを見るの、毎日の楽しみなんです」

「俺もだ。iPhoneとMacBook Pro、両方でログインしてる」

下ネタの話題に抵抗がない。いや、むしろ積極的に話してくる。

3日後、LINE交換。通話した時の声は、想像より低めで、少し掠れていた。

「…会いたい。あのサイトの話、もっと聞きたい」

デートの約束が決まったのは、10月20日の金曜日。

 

初デート——待ち合わせの改札で見た実物

秋葉原の電気街口。19時。

グレーのニットワンピースを着た女が立っていた。身長は160センチ程度。黒髪のセミロングをゆるく巻いていて、鎖骨がきれいに浮き出ていた。

写真よりずっと可愛い。いや、写真詐欺どころか、実物の方が何倍も色っぽい。

「美月…さん?」

振り返った。

目が合った。

一瞬だった。でも、その一瞬で、今日はヤれると確信した。

彼女の目が、スマホの画面を見る時の目と同じだ。

恵比寿のダイニングバーで飲んだ。2杯目のモヒートが来た頃、彼女は前かがみになって、ニットの胸元が少し開いた。

白いブラのレースが見えた。

「ねえ、あのサイトの同期機能、実はさ…」

彼女がスマホを取り出して、俺に見せたのは、お気に入りフォルダの一覧。

「私の嗜好、バレちゃうかも」

拘束。緊縛。目隠し。

俺の嗜好と、完全に一致していた。

「俺も、同じの入れてる」

スマホの画面を近づけた。二つの端末。二つの性癖。

「…もう少しいたい」

美月がそう言った時、時計は22時30分。

 

ホテルまでの距離——あの10分間が一番長かった

「近くに、駅近のビジネスホテルあるけど」

そう言ったのは俺だった。

美月は黙って頷いた。

ホテルに向かう10分間、隣を歩く彼女の手が、小さく震えているのがわかった。

スマホを握る手。白い指先が、画面を暗くしたまま、強く握りしめていた。

「緊張してる?」

「…うん。でも、行きたい」

エレベーターに乗った。

扉が閉まる音。

アクリルの匂い。上昇する感覚。

美月が、そっと俺の袖を掴んだ。

 

部屋のドアが閉まった——ここから先は戻れない

カードキーをかざして、ドアが開いた。

部屋の蛍光灯が、白く鋭い光を放つ。

美月がスマホを取り出した。

「…ねえ、あのサイト、PCでもスマホでも同期してるでしょ?」

「ああ」

「この部屋のTV、ミラーリングできるみたい」

彼女はそう言って、スマホの画面を操作し始めた。

次の瞬間、壁の大画面に映し出されたのは、黒い革の手錠と、縛られた肢体。

「私のお気に入り。見ながら…したい」

 

あの夜の全部を書く——マッチングアプリの女とのセックス

部屋の照明を消した。

画面の光だけが、彼女の顔を青白く照らす。

「…キス、していい?」

問いかける間もなく、美月が近づいてきた。

 

キスから服を脱がせるまで

唇が触れた。

モヒートの甘さと、彼女の唾液の、少し粘り気のある感触。

舌が入ってきた。

「ん…」

彼女の吐息が、俺の鼓膜を震わせる。

キスしながら、ニットの裾に手をかけた。

ゆっくりと上げていく。

白い腹。臍の形。そして、黒いレースの下着。

「やだ…恥ずかしい」

耳元で囁いた。

ブラのホックを外す。カチッという音。

ニットを頭の上から脱がせた。

 

ブラを外した瞬間、息が止まった。

 

写真ではわからなかった。服の上から想像していたのと、全然違った。

乳首は小さく、桜色。胸の形は、垂れずに張り出していて、手のひらに収まりきらない大きさ。

「…見ないで」

「見る」

首筋に顔を埋めた。

バニラの甘い匂い。その下に、肌本来の、微かな塩味。

鎖骨の凹みに舌を這わせる。彼女が、小さく肩を跳ねさせた。

スカートのジッパーを下ろす。

黒いストッキングの上から、太ももの内側を撫でる。

絹のような肌。少しひんやりしている。

「ねえ…早く」

美月がそう言って、俺のベルトに手をかけた。

予想外の積極性。

ズボンが脱げて、ボクサーパンツだけになる。

既に、下腹部が熱く、窮屈になっていた。

 

前戯——彼女の身体の反応を知っていく時間

ベッドに押し倒した。

美月は仰向けになり、腕を上に伸ばした。

そのポーズが、画面に映る映像と重なった。

「…縛りたい?」

彼女が小声で言った。

俺は首筋を舐めながら、胸に手を置いた。

柔らかい。弾力がある。

指の間からこぼれる。

親指で先端のあたりを擦った。

「あっ…」

小さく尖っていく乳首。桜色が濃くなっていく。

下へ。

おへその周りをクルクルと指で描く。

「ん…くすぐったい」

下着の上から、股間に手を滑らせる。

黒いレースの下着は、既に濡れ始めていた。

指先に、湿り気を感じる。

「…もう、こんなに」

「だって…あなたの、見ちゃったから」

下着を脱がせる。

露出した陰部。薄い毛。小さく尖ったクリトリス。

「脚、開いて」

「恥ずかしい…」

太ももの内側にキスをする。

内腿の肌は、熱を帯びていた。

徐々に上へ。

「あ…だめ、そこ…」

舌が、湿った谷間に触れた。

微かに酸味のある、女の味。

「ひゃ…あっ…」

腰が跳ねた。

舌の上に、小さな突起が当たる。

「あ、あ、あっ…」

彼女の声が、段々と高くなっていく。

シーツを掴む指。白い。

足の指が、カーペットの上で丸まる。

「待って…もう…」

 

挿入——中に入った瞬間の感覚を全部書く

ゴムをつける。

パチッという音。

美月は目を閉じて、腕を上に伸ばしている。

「…入れるよ」

「…うん」

先端が、濡れた入り口に触れた。

ぬるぬると滑る。

少しずつ。

押し込んでいく。

「ん…っ」

美月の眉間に皺が寄る。

奥まで入った。

 

中に入った瞬間、頭が溶けた。こんな感覚、初めてだった。

 

溶けるように熱い。奥に行くほど温度が上がる。

ぎゅっと締めつけられる。

吸い込まれるような、奥の壁の柔らかさ。

「…動く」

「ん…ゆっくり」

腰を引く。

ゆっくりと。

吸いつくように、彼女の中が俺を離さない。

また、奥まで。

「あっ…」

深く入れた時に、美月の声が上がる。

その度に、中がきゅっと締まる。

「…いい?」

「…すごい。奥、当たってる」

リズムを探る。

最初はゆっくり。

腰の動きが、徐々に速くなる。

 

体位を変えた。

正常位から、美月が上に跨る形に。

「…私、動くね」

美月が、ゆっくりと腰を落とす。

下から見上げる。

胸が、重力に従って揺れる。

「あっ…深い…」

彼女が自分で動く姿が、エロすぎた。

腰が、前後に動く。

ぱん、ぱん、と肌が当たる音。

画面の光が、美月の汗ばんだ肌に反射している。

 

再び体位を変える。

後ろから。

美月は四つん這いになり、腕を前につく。

「…奥、届くかも」

背中のラインが、美しい弧を描いている。

腰を掴んで、奥まで入れた。

「あっ…! だめ、そこ…!」

深い。

動物的な、根本まで入る感覚。

「やば…きつい…」

「あっ、あっ、あっ…」

美月の声が、次第に上ずっていく。

 

クライマックス——最後の瞬間

呼吸が荒くなる。

心臓が、うるさい。

美月の中が、規則正しく締め付けてくる。

「…イきそう?」

「…うん。もう…」

「俺も…」

ペースが上がる。

腰が、勝手に動く。

「あっ…! 待って…一緒に…」

「…あ」

美月の中が、激しく収縮した。

「イく…! イっちゃう…!」

きゅっ、きゅっ、と締まる。

その締まりで、俺も限界を超えた。

「…出す」

「…中に? いいよ…」

ゴム越しに、射精した。

背骨に電流が走る感覚。

頭の中が、白くなる。

「あ…やば…」

「…すごい。熱いの、わかる」

腰が、勝手に押しつける。

一滴残らず、出し切る。

 

終わった後——裸のままで交わした言葉

シーツの上で、天井を見てた

射精後の身体。

賢者タイム。

汗が、冷えていく感覚。

美月が、裸のまま、俺の腕の中に入ってきた。

「…あのサイト、本当に同期機能、便利だよね」

「…ああ」

「だって、私のお気に入り、全部見せられたもん」

画面は、まだ壁に映っている。

次の動画が、自動再生され始めていた。

「…また、会いたい」

美月が、そう言った。

「うん」

「次は…私の家のPCで、大画面で見ながら、したい」

「…承知」

ホテルを出る時、美月はスマホでタクシーを呼んだ。

「送るよ」

「ううん、大丈夫。…また、LINEするね」

駅で別れる時、美月は小さく手を振った。

スマホの画面が、光って、通知が来た。

「今日、ありがとう。…あのサイト、また同期しようね」

 

マッチングアプリで出会った女と過ごしたあの夜を振り返って

帰りの電車。

京王線の、ガラガラの車両。

手のひらを見た。

さっきまで、美月の腰を掴んでいた手。

まだ、微かに熱い気がする。

スマホを開いた。

あのアブノーマルサイトの画面。

PCとスマホで同期されている、お気に入りのリスト。

美月が追加してくれた動画が、新しく一つ増えていた。

タイトルは「マッチングアプリで出会った二人の、特殊性癖」。

…さすがに、それはない。

でも、履歴を見ると、確かに、同じ時間帯に、同じ動画を、俺と美月が見ていた。

同期機能って、こういう使い方もあるのか。

 

あの夜をきっかけに検索が止まらない

あの夜の興奮が忘れられなくて、検索漁りをしている。

PCでもスマホでも使えるアブノーマルサイトの同期機能。

デバイスを選ばず、いつでもどこでも、あの時の快感を思い出せる。

美月とも、まだそのサイトのお気に入りを共有している。

「今度は、もっと過激なの、見せて」

そんなメッセージが、今朝、来ていた。

次は、どんなプレイを同期させようか。

スマホの画面を、大画面のPCに同期させながら、考えている。